天才と天才をとりまく人たちの群像劇

久しぶりにちゃんと読んだ本。

大好きな恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷

この人の書く文章、シンプルだけど緊張感があって読んでいて心地よい。

 

本作は、直木賞を獲得したひとつのピアノコンクールをめぐる人たちの青春群像劇。

ピアノを全く知らないのに、言葉だけで音楽のイメージが伝わってきて、作者の想像力と表現力は圧倒的でした。

 

コンテスタントひとりひとりの演奏にかける思い、それぞれのストーリーがコンクールの場で交わってお互いの音楽をインスパイアする…天才が集まるとこんな素敵な化学反応が起こるのね!と蚊帳の外でひたすら感動しておりました。もちろんコンテスタント以外の人たちの描写も見事。様々な人たちの思いが錯綜して生み出される最高の瞬間、一瞬の芸術。その儚さを体験できるとても幸せな時間でした。

 

私も音楽系の部活でコンクールに何度も出場経験があったので、あの演奏前のホールの匂いとか、結果発表前の講評が全く耳に入ってこない感じとか、ところどころ共感しながらあっという間に最後まで読み終えました。

 

残り数ページになって、終わってほしくないと思った本は久しぶりでした。ありがとうございました。

あれ?もしかして夏、終わった?

 

気づいたら夏ってもう終わってたんですね。

仕事柄、ひと月ふた月先の話をすることが多くて、だから夏は手元にまだ残ってるもんだと思ってました。いやー、やられました。夜寒いもんもはや。

 

今年の夏のハイライト。すいか。大玉のすいかです。

いつものパン屋さんでなぜかすいかひと玉当たって、死ぬほどすいか食べれたのは幸せでした。

花火も浴衣も彼氏もなかったけど、こんな夏もまあ良しとしましょう。

この先きっといいことある。

ミュージカル的に生きたい

 

さて、最近は仕事にもようやく慣れてきて、

いよいよ次のステップに進みたいなあと

もんもん考えております。

 

もっとおしゃれするとか、お弁当作るとか。

 

あと思うのは、もっと自分さらけ出したい。

私は基本的にぼーっとしてるし、1日の大半はわけわかんないこと考えてるんだけど、何故かしっかりしてると思われることが多くて辛い…周りの期待に全く添えなくて辛い…

 

もっと一日中バカみたいなこと言ってたいな〜

ミュージカルの主人公みたいに小鳥のさえずりとか小川のせせらぎに耳を澄まして、動物たちと森の中で暮らしたいな〜

理不尽な理由で酷い目に遭っても夢や希望を捨てずに愛に生きたいな〜

喫煙所でしゃぼん玉ふかしたいな〜

野原を走り回りたいな〜〜

 

以上、本日の心の叫びでした。

すっきりした。

 

曇りのち、晴れ

人生で「いい時」と「悪い時」って

本人の行いに関係なくお天気みたいに交互にやってくる。

そして、この「悪い時」をどう過ごすかが

結構大切だったりするんだよなあ。と今さらしみじみと実感しているわけです。

 

あれ?何をやってもうまくいかない。

なぜか、何に対してもやる気になれない。

去年の夏ごろからこんな負のスパイラルに

私は見事にハマってしまった。

自分のなすこと全てに結果が伴えばいいのだけど、

どうも人生そう簡単にはいかない。

そこで匙を投げてしまったから結果もクソもないし。笑

 

でもいま振り返れば、この時間にこそ、自分の今まで至らなかったこと、怠けてしまったことを猛省して勉強できるか、今まで続けてきたことを淡々と行えるか、が試されてるんだよね。

 

気づくの、おっそ!!!

反省はしてきた、つもり。まだまだ勉強不足。

今からでも間に合うかな?次の契機に備えて。

表現する、ということ

 

感情を言葉にすることは時としてとても厄介だ。

人の気持ちとかいう雲みたいなよく分からないものを

限られたボキャブラリーで表すことの大変さよ!

 

今までの私はその煩雑さ故、感情を言葉で表現することを諦めてしまうことも多々あった。

どうせ分かってもらえないし、伝わったところで何の意味もない、とか思ったり。

 

でも最近は、表現しようとすること自体に意味を見出せるようになった。

言葉にすることで、はじめて自分の気持ちを理解することもあるし、それを記録に留めておくこともできる。

そして、行く行くはそれが他人の気持ちを動かしたりすることもあるかもしないなあ、なんて思うとちょっとわくわくする。

 

意味はないけど、意味はある。楽しいなあ。

しなやかに 柔らかく

 

今日は疲れた。新入社員あるあるだけど、よく分かってない、まだひとりじゃできないような仕事を急に押し付けられたりする。

そういう時って、先輩も忙しかったりするから、分からないことを聞いてもろくに答えてもらえなかったり、「まあ、うまいことやってよ。」と適当にあしらわれたり…何が分からないのか分からなくなり、満を持して助けを求めに行くと「きみが何をしたいのか分からない」と返され絶望。

すったもんだを繰り返し、気づくと仕事は終わっているんだけど、今日はもう早く帰りたくて帰りたくて。笑

まあ、こんな日もあるもんです。

面倒なこととか、誰もやりたがらないようなことを振られても、嫌な顔ひとつせず淡々とこなせるようになりたいな。

というただの愚痴と願望でした。おしまい。

皆に好かれるなんて無理だ

 

今、ものすごく眠い。けど、これだけは声を大にして言いたい。

皆に好かれようなんて思っちゃいけない。

動きづらくなる。生きづらくなる。あなたのパフォーマンスが落ちてしまう。

(ほとんど自分に向けて言ってるんだけど。笑)

 

最近は良い意味であまり人目を気にしなくなった、気がする。

このバランスがとても大切なのだけど、

人の言うことはほどほどに聞いて、聞きすぎない。

人に見られている、というほどほどの緊張感を保ちながら、

人がどう思うかを軸に行動しない。

 

明日もがんばろう。